勝沼・ワインの歴史と古いビン

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この写真のビンは、ダーチャさんが自宅周りを片付けていて土の中から掘り出され、

以前ブログで紹介されていたのですが、その中で、「DAIKOKU BUDOSYU」の文字やワインの歴史について

書かれていた事に私が反応しコメントさせていただいた事がきっかけで先日譲っていただいたものです。


勝沼で洋酒が作られていたということを聞いていたので、ワインではなくそれのビンだろうとは思ってい

ましたが、昨日NPO甲州勝沼文化研究所の主催する勝沼の歴史勉

強会へ参加した際、歴史の先生に見ていただいたところ「欲しくて探していたビン」ということで

勝沼にとっては意味のあるビンだったようです。


やはりこれは洋酒のビンで、つい最近埼玉の炭鉱跡近辺から同じものが出てきたそうで、それを

勝沼に譲ってももらえないだろうかという話をしたところ、埼玉からは「ノー」の返答で、譲り受ける事

が叶わず、写真を元に図面で表現しようとしていたところだったそうで、先生は「まさかここにあると

は!」と感動されてました。

勝沼のワインを語るとき欠かせない「宮光園」という存在があるのですが、そこから現在の「メルシャ

ン」に至る歴史の中の資料の一部として、展示して残される事になるようなビンのようです。


で、そんなビンであるならば私の手元を離れる前に写真の一枚でも撮っておかなくちゃとパチリ!


ビンはそのまま歴史の先生に渡してきたのですが、家に帰って子供に話すと

「ええ~そんな大事なものならどうしてあげちゃったの?ブーブー(--)」でしたが、

「うちにあったらただのきれいなビン、歴史資料としてみんなに見てもらってこそ価値があるんだよ」

そんな話をして、このビンが縁あって我が家に回ってきた事に不思議も感じながら昨日は休んだのでし

た。