江戸時代の勝沼は・・・

このところ郷土料理の事を調べる必要があって、図書館に行って何冊か本を借りてきました。
 
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その中の一冊、県立博物館発行の「甲州食べもの紀行」というのがあり、
読んでみると面白いことが沢山。
 
沼津で朝揚がったマグロが、翌朝には甲府に届いていたこと。
富士を午後4時に出ると翌朝甲府に着いたんだって!
(何故山梨県民はマグロ消費量が多いのかの答えがここにあるような)
 
歌川広重の日記にある甲州での毎日の食べものの記述色々。
甲府に行く途中勝沼では卵とじを食べたらしいです)
 
甲府城下には蕎麦屋鰻屋が多かったこと等など・・・
 
 
それで葡萄の事も出ているのですが、江戸時代、「葡萄膏」という
加工食品があったらしいのです。
 
以前、勝沼宿にあったお菓子屋さんのおじいちゃんから、子供の頃「葡萄かん」という物が作られて
 
毎日勝沼駅に運んで行った人があったと聞いていて、どんな物かとずっと気になっていたのですが、
 
もしかして葡萄膏のこと?と気になって、町の歴史文化に詳しいM先生を訪ねお聞きしたたところ、
 
おじいちゃんのお店からは古い、「葡萄羹」と書かれた箱が出てきているらしく、それは羊羹だろうから
 
別のものではないかとのこと。   
 
なるほど・・・
 
 
葡萄膏・・・江戸の昔を想像して再現出来たらおもしろそうだなあ~